No129 九 州 編(宮崎市田野町〜高鍋町高鍋)

今日も天気は、曇りのち晴れの予報。
そして今日は、JR宮崎駅の前まで18km程の短い旅。
どんよりした空だけど、元気に出発。

約1時間程して、清武町に入ったところでコンビニを見つけ、ここで最初の休憩をとる。
休憩して出発しようとした時、60歳台後半と思われる男性から声をかけられる。
歩いて日本一周していると話したら、大変驚かれて長話になった。
伊原さんと云って、東京浅草生まれでもう80歳過ぎだと聞いて、今度はこちらが驚く。
東京から15年前に奥さんの実家のある清武町に引っ越してこられたそうだ。
話が終わると、ぜひ二人一緒の写真を撮ってといわれる。
たまたまコンビニに来た男性客にカメラを渡し撮ってもらう。
旅を終えたら、この写真を送る約束をして別れる。
ところが、後ろからマウンテン自転車で追いついて来て、途中まで見送りますと云われる。
それで二人で並びながら歩き、伊原さんから周辺の案内説明を聞く。

伊原さんと一緒の時は良かったけれど、その後は暑くなって疲れてくる。
梅雨時の湿気の多い時は、晴れて気温が上がると急速に身体が重くなるようだ。
その後休憩を2度とって、昼時に食事処を見つけラーメンライス(670円)を注文。
宮崎市の中心市街地に入ると、ヤシの木の並木やソテツの植木が目立ち南国ムードが漂う。
大淀川を渡る橋から眺めると、河岸に近代的なビルが連なって見える。
国道220号の県庁前交差点を右へ折れて、JR宮崎駅前に向かう。
駅前広場は、ソテツの大木が並び軽やかな駅舎のデザインとマッチしていい感じだ。
予約した今日のホテルは、駅前でその駅舎にくっ付くほど近くに建っていた。

ホテルに着いた時は、まだ13時15分だった。
チェックインを済ませ、高城町の郷土資料館でもらったパンフ類を郵パックで自宅に送ろうと外出する。
やっと郵便局を探し当てたら、入口が閉められている。
今日は日曜日だと気付いて苦笑する。
郵便局探しが徒労に終わり、余計に疲れが出る。
ホテルへ戻る途中、宮崎駅構内のベンチに腰を下ろすと、そのまま少し眠ってしまう。
宿に戻って、洗濯やこの先の宿の予約をする。
このホテルは、コインランドリーやインターネット施設が整い、歩く旅では重宝する宿だ、

再び外出して、夕食をどこでとろうか迷う。
疲れていてあれこれ探す元気がなく、結局、宮崎駅構内の串焼きの店に入る。
串焼きと一杯のビールで、早くもほろ酔い気分に。



次の日は、高鍋町高鍋まで30kmのロング旅となる。

昨夜は、身体が熱って寝苦しかった。
何度も起きてトイレに行ったりした。
やっと寝付いたら、朝方5時に大きな揺れがあった。
物が倒れてくる程でもなさそうと、そのまま眠った。
朝のテレビで、震源は大分県、最大震度5、宮崎では震度4だと報じた。
幸いどこも大きな被害は無い模様とのこと。

今日はサッカーW杯で日本対オーストラリア戦がある。
そのTV中継が、夜10時からあり、ぜひ観戦したい。
しかし、天気予報は午後晴れて気温がかなり上がると云う。
そうすると、寝不足と30kmのロング行程では、TV観戦どころでなくなる心配が出てきた。
それで高鍋町の手前、砂土原町の公共の宿に電話してみた。
すると、宿泊はできるけど、いま風呂は使えない状態と云う。
それではと諦めて、予定通り高鍋町まで行くことに。

心配した天気は、ずーと曇りで少し風もあり歩きやすい。
それでも疲れを溜めない様に、50〜60分間隔で休憩をし、ストレッチも取り入れて歩く。
だが心動かされる光景もなく、淡々と歩く。
ちょっと派手な原色の列車が通り過ぎ、僅かに心が揺れた。

心が動かないのは、単調な沿道の風景のせいなのだろうか。
疲れから気分が乗らず、心動く景色があっても見えないのかもしれない。
佐土原町で新旧の国道10号が交差する付近で昼時になる。
ちょうど釜揚うどん店があり、きつねうどんセット(735円)を注文する。
昼食後すぐに、一ツ瀬川に架かる日向大橋を渡る。
その長い歩道橋は、今日の心動かない道を象徴するかのようだ。

今日の宿は、電話帳ではビジネスホテルと云うことだった。
着いてみると、むしろ旅館と云うべきもの。
案内された部屋は暗く、備え付けのテレビは音が時々途切れる始末。
これでは、サッカーW杯のTV観戦ができないので部屋を代えてもらう。

W杯オーストラリア戦は、日本が1−0でリードした。
しかし、残り9分で逆転され1−3で負けた。
ただただ残念で、また寝不足になりそう。



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