No92 越前・中・後 編(旅路はるかU)



第2次日本一周徒歩の旅は、千葉県銚子市から太平洋沿いを北上し、北海道を一周して、日本海沿いを下り石川県金沢市に到る旅だった。
日数189日、総徒歩距離3656km、一日平均歩行距離約24kmの旅だった。
第1次の房総半島一周の旅を加えれば、東京から上の北日本を一周したことになる。
体力的には毎日がきつく、どこまで行けるか、ずーと不安があった。
それでも、結果だけ見れば、驚くほど順調だった。
これは大きな自信となった。
旅の終わり頃に脳梗塞で入院した姉は、幸い後遺症もなく薬と点滴だけで2週間ほどで退院できた。
旅に出る大きな支障もなく、残された南日本を一周する第3次の旅は、第2次と同じく翌年の春からと決める。

次の旅に出る間、歩くトレーニングを続けながら旅の計画を練った。
第3次の旅は概ね次のようになった。

石川県金沢市〜山口県下関市〜九州一周〜下関市〜岡山県玉野市〜四国一周〜玉野市〜大阪市〜 紀伊半島一周〜愛知県名古屋市〜東京日本橋。

これまでの経験からも、旅の行程を決める重要な要素は宿の確保だ。
電話帳で最大一日歩行距離(約35km)内のところで宿が確保できそうか調べる。
その結果、上記のコースで最低189日の日数が必要と分かった。
これに台風などの悪天候日や休養日等の+αが必要になる。
この期間の南日本は、北日本に比べ梅雨や真夏の気候条件が厳しい。
それを考えると、まず沖縄は今回は外して、次回、単独の旅をすることに。
それでも、年内に東京日本橋に到着できるか微妙だ。
そんな想いから第3次の旅は、4月を待たず3月下旬に出立することにする。


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