「一期一会」 出会い編Ⅴ

歩いて長い旅をすることは、人生に似ている。どちらも楽しいこともつらいこともある。

生きていくのに、家族や家庭が大きな支えになるように、旅では宿のご主人や女将さん等がその役目をしてくれた。
そんな宿で、旅人はどんなに旅の孤独を癒し、疲れをとり元気を取り戻したことか。 なかには、私との出会いを心から喜びそれを語ってくれた人もいた。

この「日本の宿」で、そんな方々を折にふれ記載してきたが、それ以外にも上記の写真のように大勢の方にお世話になった。 さらに、写真は恥ずかしいと逃げられたり、話に夢中になって写真を撮るのを忘れてしまった人もいる。

「一期一会」の最後は、こうした方々への感謝とご健勝を願って締めくくることにする。