2004/11/03 最悪の体調

(市原市八幡宿から船橋市本町 22km)

朝左右の足に出来たマメを念入りに手当てをして出発した。
ところが蘇我駅辺りを過ぎた頃、急に左の足裏が痛くなった。
これが不運の始まりで、休憩後も足や腰にギクッとした痛みが走るようになった。 歩き方やリズムを変えたりして痛いところを和らげるように慎重に歩いた。 ところがひとつ痛いところが和らぐと別のところが痛むと言った具合になった。 靴擦れの痛みがないと足か腰の何処かの筋肉が痛み、それが無い時は肩にズッシ リと重みを感ずるといった具合である。
そしてまたいつもの様に休憩して歩き始めると足と靴が馴染むまで激痛だ。 この間の歩きは宇宙遊泳しているような感覚になる。
そんなことで身体を騙し騙ししてJR船橋駅前に着いた。 そして駅前から電話したホテルがスンナリ予約でき、その部屋に入った時は心底 ホッとした。 ベットの上で仰向けになって一息つくと、この旅も今夜が最後だ。 いよいよ明日はゴール地の東京日本橋だという実感が湧いて来た。
そしたら急に元気になって、ささやかな祝杯をあげようと出かける気分になった。 シャワーを浴びて部屋を飛び出したけど、その足どりは足の痛みで踊る様だった。
万歩計は33234歩。