出発の朝は雨上がりのカラッとした晴天で、秋田美人の女将さんに見送られ、休養明けの軽い体で、おニューの靴を履いてと、これ以上、何の不足がありましょうかでした。右に輝く日本海を眺め、前方の鳥海山を目指して秋風に後押しされて歩く。そして、着いた宿は、ウェルサンピア秋田で、この旅人が泊まる一番贅沢な宿です。大浴場からの眺めは、真正面に千切れ曇と日本海を赤く染めて沈んでいく夕陽です。この旅一番の贅沢な一日でした。。