2006/06/19 北からの便り

(佐伯市駅前に連泊 )

今日は旅の疲れとW杯サッカーの応援疲れで、昨夜の宿に連泊し休養することにしました。我が家からの後方支援物資の中に、北海道湧別町の石渡さんと云う方からの封書が入っていた。前回の旅で紋別市に近い湧別町の計呂地(ケロチ)駅跡に投書箱がありました。計呂地について感じたことを俳句にして投函してくださいの添え書きと用紙が一緒に置かれていた。暑い日で、小さな鉄道駅跡の交通公園にたどり着いた時は、心底ホッと一息ついたものでした。そんな想いを気楽に俳句にし投函したのですが、すっかり忘れていました。それを石渡さんが「計呂地駅俳句ポスト作品集」に取り入れて送って下さったのです。私の投函句は、うちの奥さんが吹き出してしまったシロモノですが、今でもその句と一緒にその時の状況が鮮明に思い出されるのです。あの日と同じ暑い日の今日、その礼状を出しに佐伯の街に出た。ついでに佐伯駅前の佐伯市観光案内所によって観光パンフをもらう事にした。案内所で少し話すうちに、案内嬢のKさんは私の歩く旅に興味を示して親切にコーヒーの接待までしてくれました。北と南の人情に満たされた一日でした。