今日の旅は、まさに春ウララの絶好のウォーキング日和でした。鳥取砂丘には16時頃着きました。さすがに雄大な眺めでしたが、風紋どころか観光客の足跡ばかりです。それでも数枚の写真を撮って振り返ると、眺望のよさそうな高台に今日の宿の「ホテル砂丘センター」が名称も高々と掲げて建っていたのです。あの宿の部屋からは、きっと砂丘越えの日本海に沈む夕陽が見られるに違いないと心が踊ったのです。歩いて行くのももどかしく、リフトに乗りました。ところが宿に着いて案内された部屋は山側でした。
どうやら、予約の時に観光ではなく割安なビジネス料金にしたためだったのです。ガクッ!
〈浜坂の遠き砂丘の中にして さびしき我を見いでけるかもー有島 武郎ー〉