今日は一日雨の予報でしたが、旧街道筋を雨宿りしながら行ってみることにしました。ところが道を間違え、昨日サヨナラしたはずの日本海に出てしまった。そこは魚津市の蜃気楼ロードでした。おりしも、対岸の能登半島の一部に雲間から日が射して、そこだけクッキリと浮かんで見えるのです。思わず蜃気楼かと目を疑った程でした。蜃気楼ロードと海岸の間の緑地に、大伴家持の次の歌碑が建っていました。『越の海の信濃の浜を行き暮らし長き春日を忘れ思へや』