今日は島原港からフェリーで有明海を渡り熊本港に、そこから熊本県宇城市松橋(うきし まつばせ)町に着きました。フェリー料金は、航行時間30分の高速船は800円、60分の鈍速船は680円です。のんびりとした船旅を楽しもうと鈍速船にしました。そしたら、私が乗った時刻の便は4割引きの410円でした。天候もよく、船尾デッキのベンチに座って島原の町と山々を眺め続けたのでした。始め前の山に隠れていた普賢岳が姿を現すと、あの大噴火災害をまざまざと思い出したのです。頂上から深江町あたり全面が他とはっきり区別出来るほど緑のうすい地肌色になっているのです。噴火の恐ろしさを思うと共に、そうした災害を何度も被りながらえいえいと生活を築いてきた島原の人達の事を考えたのです。ふと、昨日の宿泊地の国見町にある国見高校を思い出しました。小さな田舎町のサッカー部が何故毎年、全国大会でトップの座を争う力を持ち続けられるのか、少し分かったような…。