2006/05/10 若戸渡船場

(北九州市小倉北区京町~遠賀郡芦屋町山鹿 27km)

昨夕の今日の天気予報は、一日雨でした。それで迷わず連泊して今日は休養日にしたいと思ったのですが、話すと長い理由でやはり出発することになりました。雨対策の完全装備で気を引き締めて道を急いだのでした。そして、洞海湾にかかる若戸大橋に到着すると、歩行者は通れませんの標示です。地元のおばさんに聞いたら、以前は通れたけど今はダメになったと云うのです。エエーです。でも、船で渡れますよと教えてくれた。思わず、矢切の渡しの歌が。何度も道順を聞いて行ってみると若戸渡船場と書いた小さな駅の様な建物があった。この渡船場は江戸時代からの歴史を有するそうです。大人片道百円で3分間の船旅で戸畑から若松に着きました。船から降りて洒落たプロムナードを歩くと、河の様な湾の両岸にビルが建ち並ぶ風景がどこかヨーロッパの港町のようでした。鉄鋼の町と言われる当地は、長い鉄鋼不況を抜け出し活況を呈しているようでした。