三陸の海は、岬を越えるごとにそれぞれ個性的な顔を見せてくれる。
中でも昨日と今日の浪板、四十八坂海岸の海は、「よくここまでやって来たな」と輝く様な笑顔で迎えてくれました。数日前、NHKで『15歳の神楽舞』とかのタイトルでドキュメンタリーを放映してましたが、その少年の純朴な笑顔に魅了された人も多かったと思います。今の時代にこんな育ち方が在りうるんだと感心したものでした。その少年の家は、この浪板海岸で民宿をしています。浪板の海を眺めていると、その少年を育てたのは間違いなくこの浪板の海の様に思えてきました。今日は、宮古市津軽石の旅館で明日は、田老町の役場近くにある民宿に泊まる予定です。