今日は、別府市亀川温泉から杵築市山香町のJR中山香駅前までの22kmの旅でした。今日も朝から雨でしたが、昼少し前の赤松峠を越える頃は止んでくれました。おりよく食事処が目に入ったけど、営業してるのかどうかよく分からない雰囲気だった。恐る恐る引き戸を開けるとやっている様です。客は居なかったけど、テレビがついていたので、その前のカウンターに席を取った。画面が変わって「金襴どんすの帯しめながら、花嫁ごりょうはなぜ泣くのだろう」の歌と花嫁の絵が流れた。思わずくぎづけになってしまいました。この歌の作詞家は、竹下夢路に次ぐ人気の叙情画家でもあったそうです。名前は難しい漢字で忘れてしまいました。花嫁人形の歌詞は、子供の頃から意味が分からないコトバが多いけど、切ない心情はヤケに良く分かる不思議な歌でした。作詞家は、幼いときに亡くなった美しい母を偲んで作ったそうです。梅雨の雨にうたれながら歩く旅人には、ことのほかココロに響いた様です。