2005/09/20 土門拳写真館

(遊佐町~酒田市本町 18km)

今日は朝早めに出て酒田の市街地を斜めに縦断して、市役所近くの宿に14時少し前に着きました。直ぐに荷物を置き、自転車を借りて土門拳記念館に向かった。全面に大きな池が、後ろに小高い山のロケーションを活かした、谷口吉生氏設計の建築と勅使河原宏の作庭が見事に調和し、記念館の外からも中からも素晴らしい眺めでした。肝心の土門さんの写真展は、常設展[古寺巡礼]、企画展[女人高野室生寺]と[ヒロシマ]でした。写真集で観る以上に凄い迫力と存在感に圧倒されました。館内に展示された「写真の中でも、ねらった通りピッタリ撮れた写真は、一番つまらない」の土門さんのコトバには、うーんと唸るしかありませんでした。明日は、鶴岡市由良の民宿です。