昨夜の下川町の旅館も、とても印象に残る宿でした。旅人との出会いを一期一会として大切にしているのです。食事の箸袋には、「月日は百代の過客にして……」の、あの奥の細道冒頭の一節が書かれていました。宿のご夫婦は若い頃千葉県の津田沼に住んでいたそうで、そこからいろいろ共通する話題が拡がり楽しい会話となりました。ご主人から記念に何か書いて欲しいと「一期一会」の表題が付いたノートを渡された。そこに一期一会の感謝をこめた短文を記した。