今日も晴れてさわやかな旅立ちとなりました。キラキラとかがやく青い海に緑の島々が浮かび、その上には白い大きな雲が次々と現れて旅人の目を楽しませてくれます。そして県立忠海高等学校の手前で「エデンの海」と言う景勝地があり、そこで休憩することにしました。そこにある石碑によると、戦後間もないころ、忠海高等学校がまだ女学校で、そこの教師をしていた若杉慧さんが、ここの忠海の美しい海を舞台にした青春小説を書き、それが三回も映画化されたそうです。小説も映画も知らない私でも、展望台からこの忠海の風景を眺めているといろいろな想像が湧いてきます。そんなことに頭を巡らしながら、忠海高等学校のグランド横を通りかかると、5、6人の女生徒と一人の男子生徒が楽しそうに敏捷トレーニングをしていた。カメラを向けたら、喜んで集まってVサインで応えてくれました。ファインダーの中に、まぶしい青春の笑顔が溢れていました。