今日の旅は、「肱川あらし」で有名な一級河川肱川を遡る旅でした。肱川あらしとは、11月から3月頃の晴天の日の早朝に川から伊予灘に向かって霧が流れ込む現象を云います。うなり音をたててその雲海は、海上数kmまで達するそうです。今日は、その逆で海から川に沿って強い風が吹いて、旅人にはラッキーなフォローの風になりました。すっかりいい気分になって気を緩めたら、途中から風が止んで気温も上がり足取りがすっかり重くなってしまった。一度緩んだカラダに気合いを入れなおすのは容易ではありません。結局、疲れ具合はいつもと同じでした。そうそう、肱川では、中流の大洲城下付近で鵜飼いも行われます。