夜に強い雨が降りましたが、今日も晴天でした。宿を出て１３km位は、比較的に平坦な道で順調に進みました。四万十町と中土佐町の境界線になる七子峠の手前には、いくつかの食事処が並んでいた。しかし、昼食をとるには1時間ほど早いので峠の先でとることにした。ところがこれが大間違いだった。七子峠の標識を越えると、食事処どころか民家も全く見あたらない。目もくらむ様な深い谷底とその遥か先に中土佐町らしい家並みと海が小さく見えるだけです。道はその谷に沿って延々と続いていました。左は山で右は谷底の下り道です。一歩踏み出したらもう止まれません。足を動かし続けないとつんのめるようです。中土佐町の市街地入口まで休むこともできずに歩き続けたのです。昨日、四万十町までずーと登り坂だったのを嫌と云う程思い出しました。