オホーツクの海は、小さい時から地図を眺めてはため息をつくほど遠い北の海だった。その海に、とうとうやって来たんだと心が弾む旅でした。オホーツクの第一印象は、鉛色した重重しい海です。小清水原生花園は、黄色のエゾキスゲとオレンジ色のエゾスカシユリが咲き誇っていました。それらに色を添える様にハマナスが名残惜しげに咲いてます。残念なのは、知床半島が海霧に隠れてその姿を見せてくれなかった事です。