2006/11/27 発熱の夜

(紀北町紀伊長島区古里~南伊勢町古和浦 24km)

昨夜は、大荒れでした。尾鷲地方は、一時間に100ミリを超える降雨量だったそうで、まさにバケツをひっくり返した様な雨でした。私も歩く旅で初めて風邪から熱を出したのです。早めに夕食を用意してもらい、入浴剤入りの風呂に浸って18時に寝床に入りました。夜中に何度も、物凄い雨音に目が覚め、熱でボンヤリした頭でこの雨は夜で良かったと思いながら、また眠りのトンネルに入っていったのでした。三重県南部は、屋久島にならんで日本で一番降雨量が多いそうです。伊勢路の熊野古道に石畳が多いのは、土の道がこの降雨で流されるのを防ぐために、古来より先人が築き上げてきたからだそうです。熱は朝には下がり、朝食もしっかり食べて、今日も元気に旅ができました。