今日は黄砂の影響もなく、清々しい天気で、まさに絶好の大社日和となりました。古より大社詣での人は、前日は宿で身を清めこうしてハヤル気をしずませながら大社に向かったのだろうか、とそんなことを考えながら歩いたのでした。大社の大鳥居をくぐると起伏のある道が、直径1mを超す黒松林の間を真っ直ぐに本殿までのびています。そこをザク、ザクと足音をたてて進むのは、何とも云えない緊張感があります。二拝四拍一拝の儀礼に則って、旅の安全と被写体との〔良きご縁〕がありますようにお願いしました。そうそう、みなさんのもね。