2005/09/21 秋の夕暮れ

(酒田市本町~鶴岡市由良 29km)

秋晴れの朝、土門さんの写真から元気を貰った様で、最上川を渡る風が心地よく足取りも軽かった。そして、宿までの最後の6kmは、秋の夕暮れ時となり、空と海と山が、刻一刻と変化する様に出会いました。特に空は、右の方は青空にウロコ曇で、左を見れば薄墨の雲の隙間から光線が垂れてひとつの空と思えない様相でした。その空の変化が、海と山にも反映し、めまぐるしく表情を変えるのです。カメラを構えてシャッターを押す間もなく、その表情は変わってしまいました。昨日の土門記念館での土門さんのコトバ「シャッターチャンスは、一度しかない」を、実地で体験することになりました。明日は、温海町鼠ケ関です。