今日は萩市の中心市街地に泊まって、市内をブラブラ散策することにしました。このところ、一人客と言うことで宿泊を断られる事が多く、昨日は観光案内所に電話して事情を話し宿を探してもらうことにしました。そうしたら、係りのおねえさんが一生懸命に探してくれて見つかったと連絡してくれた。私が予定していた宿の近くのホテルで、料金も旅人料金にしてくれるという。そしてそのホテルに着いて驚いた。国際観光旅館の立派なホテルだったのです。チェックインして案内を待つあいだ、和服の中居さんがしずしずとお抹茶のサービスです。飲み終るのを見計らって、部屋に案内されると、10畳もある和室で、嬉しいことにトイレ付きです。窓からは、豪華なレジャーボートがひしめくマリーナが見下ろせて、その先には日本海に落ちていく夕陽が見えます。おまけに天然温泉の大浴場と露天風呂もあるのです。早速、露天風呂に浸って手足を伸ばすと幸せ感いっぱいです。とその時、先日会った同士永岡さんがフトもらした「同世代がまだ働いているのに、この様な旅をして申し訳無い気持になるときがある」のコトバが浮かんだのです。私も同感なのです。遊びや楽しみに時間やお金を費やすのに、申し訳無い様な気持になるのは、日本人のあるいは我々世代のはたまた旅人の悲しい性なのでしょうか。