第2次の北日本一周徒歩の旅をやり遂げた事は大変な自信になった。その一方で、多くの人達の力添えや幸運が重なったお陰だとしみじみ思う。旅をするのに必要な時間、体力、お金といった私自身の条件が揃うことはもちろんのこと、家族の理解と協力、友人や写真仲間の声援、旅先で出合った人たちの励まし等があってのことだった。また天候や宿、休憩場所に恵まれるといったひとつひとつの幸運の積み重ねも「自分にはツキがある」と勇気を与えてくれた。
第3次の南日本一周徒歩の旅は、次の年の春頃に旅立つ予定を立てたものの、はたしてこのような幸運がまた得られるかどうか不安があった。さてどんな旅になったか。その毎日を、今回も携帯電話で旅先から送ったメール文に写真を添えて綴ります。