2006/12/02 沿道景観

(松阪市京町~津市栄 17km)

今日の沿道は、全国展開しているあらゆる業種の店が列んでいました。当地に限らず日本の都市の近郊は同じ景観です。かつては、全国に○○銀座の名の商店街が出来たのと似た現象です。しかし、○○銀座と名は似ていても、それぞれの商店街は地元の企業や個人が経営する店で構成されていました。ところが、都市近郊の沿道商業地域は、元々その地域とは関係のない全国展開企業が統一されたデザインの建物と商品で業務展開しているのです。それによって、既成市街地の商店街は閑古鳥が鳴いています。大都市と中小都市の格差、さらに都市の中の新旧格差。一方でデザイン、景観、価値観等の全国共通化。といろいろな事を考えながらの旅でした。