箱根越えして小田原に入ると、光と空気が変わったかの様でした。「関東に入った」と躰の方がしっかりと感知したのかもしれません。今日は快晴で道も平坦なこともあって、昨日の疲労からアキレス腱に張りがあるものの、疲れを感じさせない歩みでした。道路沿いにあるいくつかの歴史的無形文化財や宿場跡を観たり、その解説をゆっくり読んだりの旅でした。この旅で、こんなにのんびりした気分は記憶にありません。