2006/12/17 箱根峠越え(2)

(箱根町芦の湯~小田原市栄町 19km)

今日も、芦之湯温泉から元箱根寄りに戻って旧東海道を行くことにしました。芦之湯温泉と元箱根の間には、国道1号線の最高地点(標高874m)があります。そこから小田原までは下りの一本道です。まずは、江戸時代からある甘酒茶屋に寄って甘酒で一服しました。そしてそこから、不要になった地図等を宅急便に託して荷物も軽くして出発しました。昨日の登り道に比べると楽なもので、つい鼻唄もでます。ところが、とんだ落とし穴が待っていたのです。長い下り坂と急な階段、それに小雨が降って滑りやすくなった石畳です。もう足がガクガクになってしまったのです。それらの坂は、「座頭ころがし坂」とか「女ころがし坂」と恐れられていたとは、露知らずでした。湯元温泉辺りのゆるい坂になって、心底ホッとしたのでした。